Mitchie's Diary

-モヤっと考えたことを言葉にしてみる、ときどき愛妻日記、いつか家を買って猫を飼いたい-

スランプについて

こんばんは。
書きたいと思いつつ、まったく書けていませんでしたが、とある方のブログを読んで思いついたので、柄にもなく、勉強のことについて書きます。

なぜ僕が、勉強についてえらそーに書くのかはちょっとよくわかりませんが、自分が受験勉強したり、8年くらい個別指導の塾で講師やったりとか、カテキョやってたときとかに思ったことです。バイトだけど。

なぜスランプを感じるかって、こういうことじゃない?

勉強続けてると、やべースランプだなぁって感じることってのは、多くの方が経験してると思います。こういうのって、多くの場合、勉強してるのにそれに比例して成績が延びない、とか逆に下がっちゃったとかということだと思います。でもだからって、いまやってる勉強のやり方がまちがってるのかななんて不安になっちゃうと、どんどん負のスパイラルにはいっちゃってよくない。ほんとに勉強のしかた変えた方がいいのか、ちょっと下記参考にもう一度冷静に判断してみてほしいと思います。

で、なんで勉強し続けてるのに成績が伸び悩むかということですが、この理由は、以下の2つに分類できると思ってます。

  1. 長いタイムスパンで見た場合の成績の伸びは、勉強を進めるほどに小さくなっていくのが普通である
  2. 短いタイムスパンで見た場合の成績には、不確定要素などによる振れ幅があるため、上がったり下がったりする

ちょっとこの図をみてみてください↓横軸が時間で、赤いラインの直線は勉強時間、オレンジの太いラインは長いタイムスパンでみた大体の成績の推移、青いラインは実際の一回いっかいのテストの成績です。勉強量が直線なのは、毎日こつこつ勉強していってるイメージです。

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スランプを感じる理由の一個目は図のオレンジの太いラインのことを言ってます。勉強を本格的にはじめると、はじめのうちはやってなかった頃に比べて大きく伸びていくと思われますが、だんだんレベルが上がっていくと目に見える点数の伸びというのは勢いが弱まっていきます。
これって、たぶんかなり当たり前のことで、例えば、はじめてマラソンを走ってみた人がタイムを10分縮めるのと、オリンピックに出るようなアスリートがタイムを10分縮めるのとでは、前者の方が全然簡単だよね、という感じの話です。

二つ目は青いラインの方で、テストの出来には、いろんな不確定要素的なものが入ってきますので、青いラインのように、一回いっかいの点数で見ると下がることもあるよね、ということです。少し長いタイムスパンでみて、オレンジのラインになんとなく乗っかっていれば、それは、そんなに気にすることではなく、信じて勉強を続けていいと思います。

そして、この2つの理由は、実は合わせ技的なところがあって、オレンジのラインで後半に差し掛かって、全体的な伸び率が小さくなってくると、青ラインのギザギザが成績の下がり幅としてより見えやすくなるんです。
でも、以上のことを整理すると、ああそういうフェイズに入っただけ、と焦らずに済むかもと思いました。逆に勉強法が間違ってるのかな、なんて不安になったまま勉強を続けたりしても実が入らないし、それまでのやり方を変に変えちゃったりすると逆効果だったりするかもです。

勉強の仕方を見直すならば、オレンジラインが、明らかに下降しているときですね。これが本当のスランプでしょう。そうなったら何か手を打たなくてはならないと思います。

受験生はスパートする

あと、成績の方は、受験生だとたぶん偏差値とかで見られる方が多いと思いますが、受験生の多くは途中からスパートかけますから、下の図のように勉強してきます。周りがスパートしてる中で自分がコンスタントにしかやってないと、偏差値は下がって見えると思います。

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周りに合わせてスパートしてもいいですが、受験で、計画的に進められるなら、自信をもってコンスタントにやる、そして最後だけ、ラストスパートするって感じができればおすすめかなと思います。スパート長すぎて最後失速とかつらいので。

ご参考までに。


(この記事はid:nara-no-sakuraさんのブログをみて思ったことを書きました)