Mitchie's Diary

-モヤっと考えたことを言葉にしてみる、ときどき愛妻日記、いつか家を買って猫を飼いたい-

淡い思い出の話×予備校選びについてちょっと

 

予備校の思い出。

僕は高2の秋冬くらいから予備校に通った。予備校ではキャラがヒットしたのかフィットしたのか、ちょっとモテた。予備校の授業が終わると、僕と一緒に帰ろうと待っていてくれる子が複数(2 or 3人)いたりした。

 

僕はどの子とも友人として仲良くやっていたが、特に誰かを好きで付き合いたい、という感情にはなれていなかった。また、それらの女子同士が顔見知りでないらしく、みんなで一緒に帰ろうよみたいにはならなかった。なので、僕はいつもその中の誰かしらに捕まって、日替わりで一緒に帰っていた。僕を捕まえられなかった子は独りで帰っていたのだろうなぁ。今考えると、なんてさみしい思いをさせてしまってたんだろうと思うけど、あの頃の超未熟な僕に、そんな発想はなかった。というか、しばらくその状況に気付けていなかった。僕はまるっきり鈍感だった。

 

で、ある日、一人の子と一緒に帰っていると、電車でもう一人の子に偶然会ってしまった。同じ時間に同じ方向に帰るんだから、そら会う。そのとき、その独りの子は僕らに合流することなくそそくさと別の車両にいってしまった。僕は、そこでやっと、これ気まずいということに気付いた。それからは、誰かに捕まる前に、走って一人で帰るということをやるようになった。なんだろう、この「全部うまくはいかないんだったらもう何もいらない」みたいな発想。幸せになれない人の発想だ。

 

自慢のような書き出しで始まったが、結局どうにもならんかったということでご容赦いただきたい。ということは、相手の子たちも、僕と付き合いたいというとこまでには至っていなかったということだと思う。

 

予備校選びで考えること

僕は疑いようのない理系だったが、予備校は文系よりのところにわざわざ行っていた。英語に強いところを探して選んだのだが、あくまでおまけとして、女子が多いという特典がついてきた。予備校の雰囲気も明るくてわきあいあいで、僕にとってはそれはとてもよかった。他に掛け持ちで新宿の超理系予備校に物理だけ通っていたが、こっちはこっちで殺伐とした異世界感が面白かった。

 

予備校はその雰囲気というのがほんとにいろいろあって、生徒同士が仲良かったり先生ともすごく距離が近いとこもあれば、生徒同士はまったく口を利かず、講師は神みたいなあがめ方をされて近づけない感じのとこもある。前者は、現役生のみの予備校に多く、後者は浪人生もいるとこに多いと思う。前者は少人数制を謳っているとこが多いと思う。これから受験生になる人で、予備校に通う人はそんな要素も含めて、体験入学したりしてみて肌に合ったとこを選ぶとよいと思う。(上記は極端な例なので、その間に位置するようなところもたぶんある)

 

僕はわきあいあい系が楽しくてよかったと思ってるが、学年によっては仲良く楽しく遊び過ぎて勉強が疎かになる代があるらしい。本末転倒するのはさぞ楽しかろうと思うが、それがうちの代でなくてよかったと思う。一応僕は予備校があっていたのか、めまぐるしい成長を遂げ、満足のいく結果をえることができた。

 

ご参考までに。

難問題の系統とその解き方物理I・II―新課程

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※写真はイメージで足成さんよりです。