こころの矢印
片想いとか、そこまでいかないけど気になるあの人とか、はたまた、なりたい自分だとか、憧れだとか、すぐには手に入らない、でもほしいもの(ひと)、って誰にでもあるのかなと思います。みなさんは何を思い浮かべましたか?
なんでもいいんだけど、その対象がけっこう遠かったり、なかなか手に入らなかったりすると、「もうどうしたらいいんだー」と投げやりな気持ちになってしまう人も多いと思います。今日は、そういうときどうしたらいいんだろう、ということを考えてみたいと思います。
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例えば片想い。
ずっと接点がなくて、もうだめだと諦めて、他の人と付き合おうかななんてところで、急に接点ができてきて、あたふたしちゃったり。それならまだましな方で、ずっと憧れていたけど結局最後まで接点がなく終わってしまった、とか、そんなんが多いのかと思います。
無理に接点作ろうとすると引かれちゃったり、空回りしてるところを見られて印象悪、なんてことがあったり。
むずかしいよね。いま僕が青春時代を思い出して振り返ってみるとそういうのもよかったなぁ、と思うけど。
当事者は大変だよね。一大事。
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ターゲットへ向けたこころの矢印
そこで、やってみてほしいのは、こうゆうことです。
(1)ターゲットへ向けたこころの矢印のイメージをはっきり持つ
(2)ターゲットに近づくためのシナリオを複数構築して、いいもの確からしいものを複数ピックアップ
(3)シナリオに沿って行動する
『(1)ターゲットへ向けたこころの矢印のイメージをはっきり持つ』から説明していきます。
ここでは、まずターゲットがなんなのか(誰なのか)を具体的にはっきり決めます。ここがブレると具体的な行動もイメージできないので、はっきり決めてください。(もし決められないという場合はそんなに欲してないんじゃないでしょうか)
そして、具体的な映像イメージで、自分からターゲットへの矢印を思い浮かべてください。登場人物相関図みたいな感じです。これがあることで、自分がどこに向かっているのか、常に自覚しておくことができます。
『(2)ターゲットに近づくためのシナリオを複数構築して、いいもの確からしいものを複数ピックアップ』は、前回の内容と関係します。
そのターゲットに向けて、どうやって近づいていくか、GOOD想定からBAD想定まで、いろんなシナリオを描いてみましょう。気を付けるのは論理の飛躍をしないで、起き得る(かもしれない)シナリオを、なるべく細かに思い描くこと。できればたくさんのシナリオを作ってみて、よさそうなのをピックアップするといいと思います。そして、そのシナリオに穴がないか。何度も検証してみてください。
そして、『(3)シナリオに沿って行動する』で作ったシナリオを演じてみるのです。状況は刻一刻と変化しているし、シナリオに穴があったとかで、ずれていくかも知れません。逐次検証して、必要なら修正しながら、なおも思い描く理想ENDへ向けて、貪欲にシナリオを演じ続けます。
前回の妄想習慣で妄想したものをリアル世界に産み落とす、みたいなイメージです。パッと聞き難しそうですが、小さなところから実践してみてください。意外とけっこう思ってたようにことが運ぶことに驚くと思います。
騙されたと思ってどうぞおためしください。
※わかりづらいとか、誤字脱字みつけましたら、ご指摘くださるとうれしいです。よろしくです。
片想い?(ashinari.comより)