Mitchie's Diary

-モヤっと考えたことを言葉にしてみる、ときどき愛妻日記、いつか家を買って猫を飼いたい-

ラーメン屋で何食べるか×意思決定のプロセス×部活サークル選びで迷ったら

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この前ね、ラーメン屋で妻と議論になったこと。そこから意思決定についてちょっとつなげて書きました。写真はケータイで撮った塩ラーメン。

  

ラーメン屋での議論

鶏がらのあっさり塩ラーメンを推しているラーメン屋に入ったんですよ。

先に食券を買うタイプのお店でした。あっさり塩以外にもメニューは豊富で、ちょっと辛いやつとか、何とか丼とか、いろいろありましたね。

 

僕は迷いようがなく、というか他のメニューなど見ずに、あっさり塩を選びました。

しかし、妻はああでもないこうでもないと迷うわけです。僕はね、迷うことそのものは許せます。連日の登場ですが、一発目のこのエントリ(http://mitchie2333.hateblo.jp/entry/2013/01/22/163457)でもいいました。僕は歩み寄りたい気持ちはあります。

 

しかしね、妻は片隅にあった商品名みてもピンとこない謎のラーメンをさして、「これってどんな感じかなぁ」とかいうわけです。商品名は忘れたので、ここでは仮に担担麺としましょう。

その後の会話(み=みっち、つ=妻)

 

み「そんなのどんな感じでもいいじゃん、どうせ塩が一押しなんだから塩でしょう」

つ「いや、塩が一番とは限らないでしょ」

 

み「じゃあ、自分がバッターで1球だけダルビッシュと対戦できるとして、決め球がスライダーなんだとしたら、スライダーで勝負してほしいでしょう?最近習得したんだよね、みたいなスローカーブとかだったらいやでしょ。」

つ「私はこれが生涯で1球だけの勝負とは思っていない。だからその例えはよくない。」

 

み「だとしても、全力勝負してほしいでしょ。決め球投げてほしいでしょ。」

つ「スローカーブが最高に面白い球かもしれない。それを判断するのは私。」

つ「というか、例えがよくない。」

 

み「担担なんて、店に入ってから塩はヤダ、とかいいだすひねくれ者対策で一応出しますみたいなもんだよ。」

つ「そうとは限らないでしょ。みんな塩ばかり評価するけど、じつは坦々もどうしても出したいから、メニューに押し込んでる可能性もある。」

み「そうかなぁ。。。」

 

ということで、今日言いたいのは、一押しのメニューがあるラーメン屋さんで、それ以外の変化球系メニュー食べますか?ってこと。一押し食べるでしょ。てことが一つ。皆さんはいかがですか?

 

意思決定のプロセス

意思決定というのは、わりと体系化されていて、慎重に選ぶ方法と、即決する方法という2つに大分されます。

一般に、慎重に判断するというのは、考えられる選択肢の洗い出し、評価項目の設定、選択肢の評価・比較、とゆうのを丁寧にやること。納得感は高いですが、時間が掛かります。

即決というのは、過去の経験や、定性的な予測などから、ある程度のインスピレーションを基に、細かい評価などを飛ばして決めてしまう方法。早い意思決定が可能ですが、判断ミスのリスクもありますし、経験値が低いと難しいです。

 

どちらを使って意思決定するかは、好みと適性という2つの要素によって決まります。

適性っていうのは、(言葉が適当かわかりませんが)緊急性とか、重大性とか、影響度などで、慎重度を変えるということです。

 

好みというのは、単にその人の好みです。じっくり決めたい妻と、パーンと決めちゃいたいみっちーでは好みが違います。

適性の条件が緩いときは、好みに従えばいいです。ラーメン屋の場合、そのときはお店も空いていて緊急性も低かったので、好みに従って決めればOKでした。そういうときは、即決派の人は、じっくり派の人を待ってあげてください。

 

しかし、適性の条件がキツイときは、好みの方を押し殺してでも、状況にあった意思決定をしなくてはなりません。(それが嫌だとなるともはや好み一本でいいんですが。)

 

例えば、多くの人を納得させる意思決定が求められるときに、インスピレーションで決めてしまうのは状況にフィットしません。そういう状況では、客観的な指標とか根拠を持って、納得感のある決定をしなくてはなりません。

 

逆に、緊急性が高い場合には、慎重派の人も、いちいち判断材料を書きだしてたら手遅れになってしまうかも知れません。そういう時は、手持ちの範囲内で、とにかく早い判断をするということが必要です。

 

さて、ごちゃごちゃ書きましたが、迷ったとき、悩んだときは、

 (1)選択肢の洗い出し、

 (2)評価項目の設定(重みも設定)、

 (3)各選択肢を評価項目で評価

ということをやればよいと思います。ということ。

 

日常生活で毎回全部やるというのはめんどくさいですが、重要な人生の分岐点では、これらを書きだしてみるといいと思います。

そこまでじゃないにしても、「(1)選択肢の洗い出し」ぜひこれだけやってみてください。そして、各選択肢について、それを選んだらどんな未来が待っているだろうか、一つ一つ妄想してみてください。けっこうシナリオ力が試されます。

あ、このへんはこのエントリ(http://mitchie2333.hateblo.jp/entry/2013/01/25/145556)が関係しますね。

 

新入生のみなさん、そんな意思決定プロセスで部活やサークルを選んでみてはいかがでしょう。

 

(一視聴者同士の会話ということで、有名人の方の敬称を略しております。ご了承ください。)